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次世代無線通信実験開始 -全国初、フルHD映像伝送-

2007年4月11日福井新聞記事抜粋

福井ケーブルテレビ(本社福井市豊島一丁目、田ア健治社長)では6月に、次世代無線通信技術WiMAXの実験を行う。フルハイビジョン(HD)映像の無線伝送実験を全国で初めて実施。無線化による河川氾らん・防災エリア監視システムのコスト削減などを検証。

現行の無線LAN技術の電波到達距離は100m程度で、WiMAXは3kmと広範囲なのが特長で基地局一基で広範囲をカバーできるため、低コストで無線ネット網を構築できるメリットがある。 支援にはミテネインターネットとHD映像伝送技術分野で経験を積むIRIユビテック(本社東京都)が当たる。実験期間については6月1日から1ヶ月間で弊社近くのビル屋上に基地局一基を設置する。 電波がビルの陰や移動中の車でも受信できるかを確認するほか、高速通信速度を生かしたフルHD映像の伝送実験も実施。 実用性が確認されれば防災監視システムへの応用が可能になり、現行のケーブル敷設を大幅に削減できるとしている。

ネットサービスについては現状では契約者が自宅などで固定された場所でからしかアクセスできないのが、無線化が商用化されるとWiMAXの受信カードを備えたパソコンからならどこからでもアクセス可能でサービスの強化が図られるという。 このほか、山間部の高速ネット環境や防犯面に有効な高精度の位置確認システムなど構築が可能になるとしている。

総務省の無線周波数割り当ては今夏にも行われるとみられている。

<本ニュースリリースに関するお問い合わせ先>

福井ケーブルテレビ株式会社
〒910-8510 福井市豊島1丁目3-1
TEL (0776)20-3377 / FAX (0776)20-3699

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